カフェには黒豹と王子様がいます

 こんなにも好きだった。

 ずっとずっと好きだった。

 やっと自分の想いに気が付いたのに、


「ごめん」


 辛い。

 苦しい。

 切ない。

 どんな言葉でも足りないほど、心臓が締め付けられて、どうにかなりそう。

 助けて。

 誰か。


 気持ちがあふれて止まらないのに

 小野田先輩が好きで、好きでたまらないのに



「ごめん」


 
 もう、どうやって家に帰ったのかもわからない。