「先輩、痛いです。お願い、ちょっと止まって」
徳永先輩は、はっと気づいたように急に止まると、手を離した。
そして、私をじっと見る。
「徳永せんぱ……」
先輩は私をぎゅっと抱きしめた。いつもみたいにやさしくない。
「西口、ごめん、しばらくこうしていて」
「……はい」
徳永先輩の匂いがする。
ドキドキする。
でもこの腕の中は心地いい。
私はそっと先輩の背中に手を回した。
先輩が私を抱きしめる力が強くなった。
なんとなく辛そうな徳永先輩を慰めたくて、私も先輩を抱きしめる力を強くした。
もうどのくらいこうしていただろう。
すごく長い時間だったような、短い時間だったような……。
徳永先輩は、はっと気づいたように急に止まると、手を離した。
そして、私をじっと見る。
「徳永せんぱ……」
先輩は私をぎゅっと抱きしめた。いつもみたいにやさしくない。
「西口、ごめん、しばらくこうしていて」
「……はい」
徳永先輩の匂いがする。
ドキドキする。
でもこの腕の中は心地いい。
私はそっと先輩の背中に手を回した。
先輩が私を抱きしめる力が強くなった。
なんとなく辛そうな徳永先輩を慰めたくて、私も先輩を抱きしめる力を強くした。
もうどのくらいこうしていただろう。
すごく長い時間だったような、短い時間だったような……。

