カフェには黒豹と王子様がいます

「恭ちゃん、久しぶりね」

「フェアの時の計算しているって聞いたんですが、どうですか?」

「今回はいい結果出せそうな気がしてならないわ。琴ちゃんのおかげねー」

「もし、忙しくなって手が足りなくなったら、今日子をバイトに入れていいですか?」

「ああ、きょんちゃんね」

「その呼び方やめましょうよ、紛らわしい……ていうか、俺のことを恭ちゃんって呼ぶのからやめてくださいよ」

「いいじゃない、きょうちゃんときょんちゃん。違うじゃない」

「もう何でもいいです。で、どうなんですか?」

「うーん、バイト料、あんまり出せないかも」

「いいです、高校生なんで、あくまでもお手伝いって形で」

「じゃあ、いいわよ」

「ありがとうございます」

 やっぱり今日子さんバイトすることに決まったんだ……。頑張って、仲良くしよう。