カフェには黒豹と王子様がいます

「なに?聞こえない。もう一度」

「もう言わない」

「ほら、言ったらご褒美あげるよ」

「……と、徳永先輩が……す・き」

「よくできました」

 徳永先輩の顔が……徳永先輩の体が……どんどん私に近づいてくる。


「わあ!」

 ビックリして飛び起きた。

 夢だった。まだドキドキしてる。

 何、今の夢。

 私の願望?妄想??

 やだー!

 王子様スマイルでドSだった!

 まだ三時。もう一回寝よう。


「西口!徳永に告られたってほんとか!」

「えぇ?!」