涙の向こう側に。〜この声で〜

私と同じ時間に起きたのかしらないが、

部屋にある2つのベット。

それは向い合って、自然に目が合う。

不思議にどこか出会った時がある様な、

話したことがある様な、

どこか、そんな気がしてならない。

でも思い出せない。

あなたは、だれ?

そう聞こうとするけど

いつものようにこえがでない、

出そうとするととてつもなく苦しくなる。

まさか、声が出ない?

声がなきゃ私は歌を歌えない。

いつもの私ではなくなってしまう。

1人絶望する。