さぁ、オレと恋をしてみようか

ってことは、だ。昼食用のパンを買いに来たってことかな?


昼頃、スーツを着てたお客様……思い出せ、思い出せ……!


『ごめんね、お姉さん。急いでるからさ、少し早くしてもらってもいいかな?』


そして、ふ、と思い出した言葉と顔。


「あ!!」


やばっ、大きな声出しちゃった…!


「どした、芽衣子」


突然の大声に、千織さんが驚いて、顔を覗き込んできた。


「ご、ごめんなさいっ。えっと、あの、思い出しまして…」
「え!オレのこと、思い出してくれたの!?まぁ、この容姿だからねぇ。ということで、千織くん、残念だったねぇ?」


うわぁ、すごい自信満々なんだな、この人…。