さぁ、オレと恋をしてみようか

後ろを振り返ると、首にタオルをかけた千織さんの姿が。


わたし、どれくらいの時間考え込んでたんだろう…。


千織さんは上半身裸の状態だったけど、今はそんなの気にしてられない。


「…うぉっ、ちょい、待った!なに、なしたのっ」
「ヤダ、ヤダヤダっ!」


千織さんが慌てているのは、わたしが抱きついたから。


「なに、虫でも出た?」


離そうとする千織さんに、なにがなんでも離れないわたし。


「キライに、ならないでっ…」
「え?なに、なんでオレがキライになるの」
「え?キライにならないの…?」


ビックリして、パッと顔を上げた。


「あー、もう。そうやって無意識に誘惑すんな」