さぁ、オレと恋をしてみようか

「あー、もういいや。サイズなに?」
「え、サイズですか…?」
「うん、カップはなに?アンダーは?」
「え、えと……Dの70…」


って、なんでわたし言っちゃってんの!!


「へぇ、結構あるね」
「み、見ないでくださいっ!!」


顔から胸元へと視線をずらした真守さんに、両腕をクロスさせると、また真守さんは〝あはは〟と笑った。


そして「すみません、これください」と、1人レジへと向かってしまったのだ。


「え、ちょっと、あの、真守さんっ!?」
「あー、これはお祝いってことで」
「そ、そんなの困ります!!」
「あ、試着する?したほうがいいよね。ごめん、お姉さん。彼女にサイズ合うかどうか、見てもらえる?」
「あの、真守さん。聞いてます?」
「ううん、聞いてない」
「………」


ダメだ、この人。全然ダメだっ。


無理矢理、試着室へと連れてかれて、黒の下着を試着してみる…。


なんか、わたしっぽくない…。手元のボタンを押すと、お姉さんが「失礼します」と言って、微妙な調節をしてくれる。


「サイズは、大丈夫ですね」
「あ、はい」
「とっても、お似合いですよ」
「そう、ですかね…?」