「でも、それくらい本気だったんだよ、芽衣子にさ」
そう、本気だったんだ。
「けどさ、仕事辞めちゃったからさ、それで親とは仲悪くなっちゃったんだよねぇ」
「あの……それは、今も…なんですか?」
「うーん、そうだね。自分で言うのもアレだけど、オレね前の会社でいいとこまでいったんだよ。……課長、みたいな…ね。それを辞めちゃったワケだから、それは親としたら怒るでしょ」
当時は芽衣子のことしか、考えてなかった。
〝また、あの子に会いたい〟って、それしか考えてなかった。
今思えば、ホントにムチャしたとは思ってる。
会社にも迷惑かけて、親にも迷惑かけて。
「うーん……でも、お互い遠慮して、ちゃんと話してないだけなんじゃないですか?」
「え?」
「あっ、ごめんなさい!わかったような口きいて…。でも、お父さまが大切にしてたお店を引き継いでくれるのは、嬉しいと思います。千織さんがいる限り、お店は潰れないんだから…」
そう、なのかな…。たまに実家に帰っても、あまり喋らないから、それが普通だと思ってた。
だけど、芽衣子の言うとおり、本気でちゃんと話してないからなのかもしれない。
そう、本気だったんだ。
「けどさ、仕事辞めちゃったからさ、それで親とは仲悪くなっちゃったんだよねぇ」
「あの……それは、今も…なんですか?」
「うーん、そうだね。自分で言うのもアレだけど、オレね前の会社でいいとこまでいったんだよ。……課長、みたいな…ね。それを辞めちゃったワケだから、それは親としたら怒るでしょ」
当時は芽衣子のことしか、考えてなかった。
〝また、あの子に会いたい〟って、それしか考えてなかった。
今思えば、ホントにムチャしたとは思ってる。
会社にも迷惑かけて、親にも迷惑かけて。
「うーん……でも、お互い遠慮して、ちゃんと話してないだけなんじゃないですか?」
「え?」
「あっ、ごめんなさい!わかったような口きいて…。でも、お父さまが大切にしてたお店を引き継いでくれるのは、嬉しいと思います。千織さんがいる限り、お店は潰れないんだから…」
そう、なのかな…。たまに実家に帰っても、あまり喋らないから、それが普通だと思ってた。
だけど、芽衣子の言うとおり、本気でちゃんと話してないからなのかもしれない。

