お父さんも、お父さんなりに心配してくれてるんだね…。
「だから、反対なんだってば!」
「あ?」
「……もうっ。なにもされないから、悩んでるの!!」
「……なっ」
お母さん、言っちゃったよ…。でも、それでよかったって思う。
千織さんが勝手に悪者になるのは、イヤだもん。
お父さんは、固まってしまったけれど…。
「もう一ヶ月よ、付き合って。エッチはないにしても、キスくらい普通するでしょ。中学生じゃあるまいし」
「………」
お父さんは、考えるように黙ってしまったけど、しばらくすると、わたしと目を合わせて言った。
「そんなの、そいつが芽衣子のことを本気で好きじゃないからだ」
「ちょっと、賢太くんっ!?」
「いいか、芽衣子。好きなオンナがトナリにいたらな、オトコはキスだってしたいし、身体だって重ねたいって思うんだ。芽衣子も智衣も〝大事にされてるから〟って思うかもしれないけど、そんなん手を出さないほうが間違ってんだよ。現に芽衣子は、手を出されないから泣いてんだろ?それに気付かないオトコは、もっとバカだ。だから、そんなヤツとは、とっととサヨナラしてしまえ!」
「………」
そっか…。わたしは変じゃなかったんだ。
わたしは千織さんのことが好きで、好きだから、ギュ、ってするだけじゃなくてキスだってしたいと思ったんだ。
「だから、反対なんだってば!」
「あ?」
「……もうっ。なにもされないから、悩んでるの!!」
「……なっ」
お母さん、言っちゃったよ…。でも、それでよかったって思う。
千織さんが勝手に悪者になるのは、イヤだもん。
お父さんは、固まってしまったけれど…。
「もう一ヶ月よ、付き合って。エッチはないにしても、キスくらい普通するでしょ。中学生じゃあるまいし」
「………」
お父さんは、考えるように黙ってしまったけど、しばらくすると、わたしと目を合わせて言った。
「そんなの、そいつが芽衣子のことを本気で好きじゃないからだ」
「ちょっと、賢太くんっ!?」
「いいか、芽衣子。好きなオンナがトナリにいたらな、オトコはキスだってしたいし、身体だって重ねたいって思うんだ。芽衣子も智衣も〝大事にされてるから〟って思うかもしれないけど、そんなん手を出さないほうが間違ってんだよ。現に芽衣子は、手を出されないから泣いてんだろ?それに気付かないオトコは、もっとバカだ。だから、そんなヤツとは、とっととサヨナラしてしまえ!」
「………」
そっか…。わたしは変じゃなかったんだ。
わたしは千織さんのことが好きで、好きだから、ギュ、ってするだけじゃなくてキスだってしたいと思ったんだ。

