さぁ、オレと恋をしてみようか

やだ、千織さんっ。〝してないはず〟って!


確かに、いかがわしいことはしてないけど、なんか顔が熱くなるよっ。


「へぇ〜。ねぇ、芽衣子。ファーストキスは、どうだったぁ?」
「や、やだ!お母さん!ホントにしてないの!千織さんが〝こんなところでファーストキスはイヤでしょ?〟って言ってくれたのっ」
「あら。じゃあ、どんなステキなところでキスしてくれるのかしらねぇ?」


お、お母さんっ!千織さんのこと、イジメないでよっ。


ほら、全然余裕のない千織さんになってる!!


「あ、そうだ!千織さん!!」
「えっ、あ、うん、なにかな」


あー、千織さん。完全、挙動不審になってるよ…。


「明日、何時にしますか?場所とか…」
「え?あー、そっか。そうだね、どうしよっか」


よかった、千織さん戻ってくれた…。


「千織くん、朝は9時以降にしてくれる?それで帰りは4時までには帰してほしいの」
「あ、はい。わかりました」