さぁ、オレと恋をしてみようか

………。千織さん、そうやってわたしで遊んで!


そんな千織さんには、わたしにだって考えがあるんだから!


「千織さん」
「はいはい、なんでしょう?」
「今の発言、ただのオジさんですよ」


ふんっ!わたしだって言う時は、言うんだからね!


わたしを、からかったり遊んだりした罰だ!


って、アレ…?千織さん…?なんか、動かないような…。


「あ、の……千織さん…?」
「だよな、オジさんだよな…」
「え?」
「芽衣子にとったら、オレの年なんか、オジさんに決まってるよな。なのに、オレときたら、ちょっと調子こきすぎだよな」
「いや、あの、千織さんっ」


どうしよう、千織さんにとって〝オジさん〟って禁句だったのかな…。


やっぱ、年のこと気にしてるのかな…。


「なんか、ごめんな?そろそろ行こうか。お母さん心配してるよ、きっと」