なに寝ぼけたこと言ってんの。〝恋〟以外になにがあるって言うの。そう、心の中で呟く。
「やだ、賢太くん。そんなこともわからないの?母親には言えて父親には言いづらいことなんか〝恋バナ〟しかないでしょ」
さすがお母さんだ。こういうこともすぐ感づくし、そして言っちゃうんだから。
もちろんお父さんは「こっ、こっ、恋だと!?」と、予想通りの反応だったけど。
「芽衣子、どういうことなんだ。ちゃんとお父さんに、」
「どうせ言ったって、頭ごなしに反対しかしないじゃない。お父さんが、わたしのこと可愛がってくれてるのは、わかるよ?でも、わたしだってもう20歳だよ。恋くらい、自由にさせてよ!」
いつもは言わないようなセリフを、わたしが言ったせいで、お父さんはスゴく落ち込んでしまった。
反対にお母さんはというと、ニコニコして喜んでいる。
「でぇ?その早く帰ってきた理由(ワケ)はぁ?」
「だから、」
「もうこの際だから賢太くんにも聞いてもらいなさいよ。〝恋くらい自由にさせてよ〟まで言ったんだから」
「………」
最初はニヤついてたお母さんも、言い返そうとしたわたしに、ピシャリと言った。
確かに、いい機会なのかもしれない。
「やだ、賢太くん。そんなこともわからないの?母親には言えて父親には言いづらいことなんか〝恋バナ〟しかないでしょ」
さすがお母さんだ。こういうこともすぐ感づくし、そして言っちゃうんだから。
もちろんお父さんは「こっ、こっ、恋だと!?」と、予想通りの反応だったけど。
「芽衣子、どういうことなんだ。ちゃんとお父さんに、」
「どうせ言ったって、頭ごなしに反対しかしないじゃない。お父さんが、わたしのこと可愛がってくれてるのは、わかるよ?でも、わたしだってもう20歳だよ。恋くらい、自由にさせてよ!」
いつもは言わないようなセリフを、わたしが言ったせいで、お父さんはスゴく落ち込んでしまった。
反対にお母さんはというと、ニコニコして喜んでいる。
「でぇ?その早く帰ってきた理由(ワケ)はぁ?」
「だから、」
「もうこの際だから賢太くんにも聞いてもらいなさいよ。〝恋くらい自由にさせてよ〟まで言ったんだから」
「………」
最初はニヤついてたお母さんも、言い返そうとしたわたしに、ピシャリと言った。
確かに、いい機会なのかもしれない。

