さぁ、オレと恋をしてみようか

「あ、ごめん。だって芽衣子が、おかしなこと言うから」


そう言うと、わたしの頭をポンポンと撫でた。


た、確かに今お付き合いすることが決まって、わたしが誰かに抱かれに行こうとしたのは、おかしなことだけどさ、でも仕方ないんだもん。わたし、処女だし…。


「オレが引いたと思った?」


その言葉に、コクンと頷いた。


「オレが驚いたのは、こんなカワイイ子が、付き合ったことがないってことに驚いたの。だから、引いてもないし、むしろ嬉しい」
「う、嬉しい…?」
「そうだろ?だって、なにもかもが〝はじめて〟なんだろ?その一つ一つを、オレがもらえるんだから嬉しいに決まってる」


あ……全然雑誌の情報とチガウ。どこの雑誌だ!ウソばっかり書きやがって!


「だから、余計なこと考えないこと。わかったかい?」
「は、はい…」


な、なんか〝オトナのオトコ〟って感じ…。って、オトナだった。千織さんは…。


「って。〝miwa〟の人たち心配してるんじゃない?大丈夫?」
「あ!忘れてたっ」