さぁ、オレと恋をしてみようか

え、オバケでも見えちゃってる!?わたしの後ろに見えないモノがいるんじないかと、キョロキョロしてみるも、わたしには見えない。


そんなわたしの行動を見て、千織さんはクスッと笑った。


「芽衣子に言ってるんだけどな」
「あ……う……」


やっぱりわたしに、言ってたんだっ。なのにわたしときたら、変な言葉しか出てこないなんて…。


「その反応だと、もっと押したくなる」


若干俯き加減だったわたしの顔に、千織さんの手が伸びてきて、人差し指だけでアゴをクイッと持ち上げられる。


「芽衣子。オレと、恋をしてみようか」


信じられない。好きだって思ってた相手に、告白をされるなんて…。


しかも〝好きだ〟とかじゃなくて〝オレと恋をしてみようか〟だなんて!


こんなの普通言えないよ!?これでわたしが〝ごめんなさい〟って言ったら、どうなるんだろう。