愛ニ狂ッタ人









「キミのやっていることは、犯罪ダヨ…?」




ストーカー行為は、立派な犯罪だ。

やるのなら、相手にバレないようしなくちゃ。






「あ、アンタの目的は何ッ!?」






震えながらも、尚僕へ挑戦的な目を向ける園田愛恵。

目の奥に少しだけ宿るその憎しみ、待ってて?

僕がポキッと折ってあげるカラ…。






「僕の目的はただ1つ。

雪愛に手を出すな。
…雪愛をいじめる計画の紙、僕に今すぐ渡せ」





園田愛恵は、持っていたスクール鞄の中から、4つ折りの紙を取り出した。

開いてみると、雪愛に仕掛けようとしたアレコレが書かれていた。






「…どうして、雪愛をターゲットにしたんだ」





よく考えられているなぁ、と心の中で感心しながら、紙を再び4つ折りにした。