会いに行くわよっ!華!この想いを伝えるのよーー! 私は前髪をひとつまみして、ピンと立てた。 「……なにそれ。妖怪アンテナ?」 まなかさんがドン引いた顔をした。 「ATM」 「は?」 「愛するみなみくんを探索するアンテナ・マックス仕様」 「随分と便利な機能なのね、あんたの前髪って」 あきれたを通り越して、尊敬の眼差しを送っているまなかさんは、ぴょんぴょんと私の前髪を人差し指つっつく。