「湿布。湿布ね。りょーかいりょーかい。そこ座って」
なんか緊張してきた。
「一応、けがしたとこ見せてもらっていい?」
「え、…いやです。それなら湿布もいりません」
はぁ?!ちょ、なにそれ。
見られたくないけがってことか?
いやでも隠してない。
「待って待って。わかったから、湿布持ってけよ」
「…ありがと」
小さい声でお礼を言われた。
わけ分かんねーやつだな、コイツは。
なぞが多くてなんか気になる。
午後の部が始まり保健委員の仕事も交代になった。
とりあえず外でやってる野球の応援に行った。
「遅いぞ、れーん!!今まじいいところ」
瞬にそう言われ駆け足で応援席に向かった。
5-3でリードしてるけど相手の攻撃で1アウト1、
2塁で若干ピンチだ。
がんばれ、1-D!!
ピッチャーの健闘もあり、その回は1失点で終わった。
5-4の1点差…。

