「おいしいね?」
「おいしいな」
蓮と食べるアイスは格別においしい。
お互いのアイスをもらうのも当たり前になった。
あたしと蓮は相変わらずこんな調子だ。
これからもこんな調子だと思う。
最近は蓮が彼氏よりももっと上の存在な感じする。
言葉では表せないけど家族よりな存在。
まだ付き合って1年も経ってないのにこんな風に言うのは本当に浅はかかな?
あたしの家の前でお兄ちゃんに出くわした。
「げ、蓮じゃん」
「兄ちゃん、帰ってくるの珍しくね?」
「兄ちゃんって呼ぶなよ…。上がってけ。今日春香さんもいないし、親もいないんだろ?飯食ってけ」
なぜか桐生家の事情を知っていたお兄ちゃん。
何気にお兄ちゃんも蓮のことを可愛がってくれてる。
弟欲しかったのかな?
あたしの家に蓮を上がらせるのは初めてだ。
待って!!あたしの部屋に通すの?!
まじ、無理!!
今ちょっと汚いから!!

