少し寂しいけど心は満たされた。
次の日、珍しく美空と電車で会ったから一緒に登校した。
そしたらクラスは俺らの話で持ちきり。
誰がしゃべったんだよ!!
冷やかされて、冷やかされて、冷やかされて…公開処刑だった。
「蓮くん、告白の言葉は?(ワクワク)」
「美空ちゃんは?」
「どこか好きなのか具体的に100字以上で答えてください」
うぜえ!!
けど、俺らのことでこんなに祝福してくれるところはこのクラスの好きなとこだったりする。
「逃げんぞ」
そう言って、美空の手をとって走った。
「お〜!!愛の逃避行か?!」
…いつの時代だよ、けんじ。
屋上まで走った。
ホームルームギリギリまで戻れねーな。
「はぁはぁ…はぁ…速すぎるから!!」
「あ、わり」
今更ながらに手を繋いでることに照れた美空。
まじか。そっから抵抗あるのかよ…。

