それにしても・・・。
まじまじと私は鬼羅の頭上にある二本のツノを見る。
どうしよう・・・。
空想上のものだと思っていた鬼を目の当たりにして私・・・不謹慎なことを考えてる。
か、かわいい・・・!!!
口を開けば憎たらしくて、恐ろしい奴だけど、あの角だけ見ればなんてかわいいの!
さ、触りたい・・・っ!
「さ、触ってもいい・・・?」
思わず我慢できずに口に出す。
鬼羅と琉鬼くんは呆気にとられるように私を見た。
な、なに・・・?
やっぱ、まずかった?
「ご、ごめん・・・。やっぱダメだよね」
「触りたいなら、俺の触っていいよ」
「本当!?」
思わぬ琉鬼くんの提案にうれしくて声を上げる。


