鬼姫伝説 Ⅱ




それにしても・・・。
まじまじと私は鬼羅の頭上にある二本のツノを見る。

どうしよう・・・。
空想上のものだと思っていた鬼を目の当たりにして私・・・不謹慎なことを考えてる。





か、かわいい・・・!!!





口を開けば憎たらしくて、恐ろしい奴だけど、あの角だけ見ればなんてかわいいの!





さ、触りたい・・・っ!






「さ、触ってもいい・・・?」





思わず我慢できずに口に出す。
鬼羅と琉鬼くんは呆気にとられるように私を見た。



な、なに・・・?
やっぱ、まずかった?





「ご、ごめん・・・。やっぱダメだよね」

「触りたいなら、俺の触っていいよ」

「本当!?」



思わぬ琉鬼くんの提案にうれしくて声を上げる。