鬼姫伝説 Ⅱ




まずい、時光の城の人に見つかった!?



慌てて振り返ると、そこには金髪の少年。
金髪・・・?
この時代に金髪なんて・・・。

って、白髪もおかしいけど・・・。




「ち・・・ちぃちゃん・・・!?」




驚いた顔で私を見つめるその彼。
この人も?




「あ、あの・・・」

「あ、き、鬼羅!?」




言葉を繋ごうとした瞬間、男の子は私の奥の牢の中の少年を見て声を上げた。
牢の中の少年は鬼羅というらしい。
この人の知りあいなんだ・・・。



「あの、ごめん。話はあとで、ここだと見つかったらまずいから場所変えよう」




そう言うと牢に近づいた。


「危ないから離れて」



そう言われ距離を置くと、彼は大きく手を振りかぶって思いっきり殴って牢を壊した。
う、うそぉ!!!