「今日はもう休め」 「うん・・・」 苦しい。 辛い。 悲しい。 鬼羅を思えば思うほど胸が苦しい。 ああ、頭の中がグルグルする。 グルグルして、もう、なにも考えたくないの。 「おやすみ、千菜」 鬼羅が呼んでくれる名前が優しくて。 なんだか無性に涙が流れた。 それでもそれを気づかれたくなくて。 私は鬼羅から顔を背けたんだ。 鬼羅の事を想う。 鬼羅の事が好き―――――――。 いつの間にか、私。