鬼姫伝説 Ⅱ




「なんだあ?変なもんつけて」



着物をはだけさせ、男の目に入っているのは下着のことだろう。
この時代にブラなんてないだろうし。




もういい。
どうにでもなればいい。




私なんてもう・・・。





私の頬を一筋の涙が伝う。






「千菜!!!」





空をつんざくような声。
力強い声が私の名を呼ぶ。



他の誰でもない。
私の名を。



次の瞬間、私の上に馬乗りになっていた男が吹き飛んだ。