おばあちゃんはしばらく入院することになった。
もう遅いからと私は病院を後にした。



一人で帰る帰り道。




おばあちゃん・・・。




私のせい・・・?




思わないようにしてたのに。
やっぱり、ダメだった。
私が側にいたら、おばあちゃんまで・・・。


そんなの嫌だ。
もう、誰も死んでほしくない。
傷ついてほしくない。




なんで・・・?
どうして私がこんな思いしなくちゃいけないの?




私が何をしたっていうの!?





「教えてよ!」




私の声は夜空に消える。
ポロポロと溢れだす涙を拭うことをせず私は走り出した。