Hazy moon night

結局ハヤテはメグミに押し切られる形で、そのまま手を繋いで歩いた。

黙ったままうつむいて歩くハヤテに、メグミは笑いかける。

「私、ハヤテが好き。だから…ハヤテにも、私の事…好きになって欲しい…。少しずつでもいいから…。」

(そんな事、急に言われても…。)

突然できた、生まれて初めての“彼女”の思いもよらない言動の数々に、ハヤテはただ戸惑うばかりだった。