Hazy moon night

翌日の放課後。

合唱部の練習が終わり、部員たちが音楽室を去った後、ハヤテは譜面を片付けながらぼんやりしていた。

誰が決めたわけでもないのに、部活終了後に鍵をしめるのは、いつの間にかハヤテの役目になっている。

(帰るか…。)

鞄を持って立ち上がると、音楽室の入り口にメグミが立っている事に気付いた。