「急ぎ過ぎじゃない?」

「もう待てないって言ったのはメグミだよ?それに…オレも、もう離したくない。」

「うん!」

二人は手を繋ぎ、しっかりと指を絡めて、笑って歩き出した。

「それにしてもメグミ…しばらく会わないうちに、またキレイになったなぁ…。」

「心配?」

「うん。でも、これからはオレが守る。なんと言っても…運命の人だから。」

「今度こそ…運命、かな?」

「メグミは絶対にオレの運命の相手だよ。オレがそう決めたから間違いない。」

真面目な顔で自信満々に答えるハヤテの頬に、メグミは伸び上がってキスをした。

「だったら間違いなく運命の相手だね。」

満面の笑みを浮かべるメグミを見て、ハヤテは幸せそうに笑った。