Hazy moon night

「ハヤテのバカ!!私はハヤテがいないと幸せになんてなれないよ!ハヤテじゃなきゃ…他の人じゃダメなの…。私にはハヤテの代わりなんていないよ…。」

「ごめんな…幸せにしてあげられなくて…。」


しばらくの間、二人は何も言えないまま、ただ黙って抱きしめ合っていた。

ハヤテの温かい胸に抱きしめられながら、メグミは涙を止める事もできないで泣き続けた。

お互いにどうしようもないくらい好きなのに、ハヤテはメグミを好きだからこそ、別れを選んだ。

どんなに引き留めてもハヤテの決意が変わらない事は、メグミにはわかっていた。


好きなのに、どうにもならない恋もある。

ついて行く事も、待つ事も許されない。

それでも、想う事くらいは許されるだろうか?

ハヤテへの想いはこのままで、いつかハヤテが迎えに来てくれる日を待っていたいとメグミは思った。