Hazy moon night

「先生みたい…。」

メグミは少し唇を尖らせて、不服そうに呟く。

(あぁもう…かわいいな、いちいち…。)

ハヤテはピアノの前に座ると、譜面を広げ、今日は何から弾こうかと選び始めた。

ハヤテのそんな様子を、メグミはジッと見つめている。

メグミの視線に気付いたハヤテは、思わず小さくため息をついた。

(調子狂う…。あんまりジッと見られてるとやりづらいんだけど…。)