Hazy moon night

「もうすぐ妻との離婚が成立するから…妻との事が全部終わったら、結婚しよう…メグミ。」

(えっ…?!メグミ…?)

ハヤテはその場に立ち尽くして目を見開いた。

(いやいや…メグミなんて、よくある名前だろう?)

自分の好きなメグミの事じゃないと、ハヤテは首を横に振った。

その時、ハヤテの耳に、聞き慣れた声がハッキリと聞こえた。

「待って下さい…それは考えられない…。」

それは、まぎれもなくメグミの声だった。

ハヤテは何かの間違いだと、真っ白になる頭で考える。