Hazy moon night

(いや…確かにかわいいよ?かわいいけどさ…何を見とれてんだよ、オレ?相手は高校生だぞ?)

自宅に向かって歩きながら、ハヤテはうっかり勘違いしそうになっている自分に、しっかりしろと心の中で喝を入れた。

(でも…まぁ…たまにはこんな日があっても、悪くはないかな。)

ハヤテはほんの少しゆるみかけた口元を慌ててギュッと引き締めながら、帰路に就いた。