Hazy moon night

メグミの言葉を聞き流して帰ろうとすると、メグミはハヤテの手をギュッと握って、満面の笑みを浮かべた。

ハヤテは驚いてメグミの顔を見る。

「ハヤテ、ありがと。またね。」

「う、うん…。」

(めちゃくちゃかわいい…。)

メグミが手を振って家の中に入るのを見届けたハヤテは、ハッと我に返り、思わず首を横に振ってため息をついた。