Hazy moon night

「暗いし、危ないから送ってくけど…今日だけだよ。駅遠いんだから、自転車かバスにすれば?」

「自転車だと雨の日困るし、バスは定期代が高いから歩いてるの。」

「ふーん…。」

メグミは歩きながら、ハヤテの顔を覗き込むようにジッと見る。

「…何?」

「心配してくれてるの?」

「…別に。誰だって普通に思うんじゃないの。女の子の夜道の一人歩きは危ないって。」