Hazy moon night

いつものように音楽室の鍵を閉め、二人で並んで歩いている間も、ハヤテは以前とは違う二人の関係にドキドキしていた。

(なんか、ヘンに緊張するな…。)

学校を出て、ハヤテはメグミの手を取り、いつものように指を絡めた。

「勉強、はかどった?」

「うん。」

「そっか。良かった。」

いつもは何も話さなくても当たり前のように手を繋いで歩いていたのに、ちょっとした沈黙がなぜかぎこちなく感じてしまう。