「“すっげーかわいい”彼女?」

ソウタの言葉に、メグミがハヤテの方を見る。

「ソウタ…。デカイ声で余計な事言うな…。」

ショウタに話した事がソウタに筒抜けになっている事に気付き、ハヤテは恥ずかしくて右手で顔を覆った。

(ショウちゃん…まさかこの間の事とか、ソウタには話してないよな…?)

「梶本くん、ハヤテと知り合いなの?」

「うちの兄ちゃんとハヤくん、同級生で幼馴染みだから、オレもよく遊んでもらった。もう一人の兄ちゃんみたいなもんだよ。」

「そうなんだ。」