Hazy moon night

ハヤテは照れ隠しをするようにそう言って、メグミの手を引いて、月明かりにうっすらと照らされた薄暗い渡り廊下を歩いた。

メグミはハヤテに手を引かれながら、幸せそうに笑みを浮かべて、その背中を見つめた。

少しずつ頼もしくなっていくハヤテの背中。

確実に力強くなっていくメグミを導く手。

窓の外には、ぼんやりと輪郭のぼやけた月が浮かんでいた。