Hazy moon night

途中だった譜面の片付けを終えると、ハヤテは時計を見て首をかしげた。

(メグミ、今日はいつもよりちょっと遅い?)

ハヤテはメグミはまだかとドアの方を見る。

「あれ?」

よく見ると、音楽室のドアの影に隠れるようにしてメグミが立っている事に気付いた。

(なんだ、いるじゃん。)

ハヤテは鞄を持って立ち上がり、ドアへ近付いてメグミの顔を覗き込む。