Hazy moon night

「今のところ、次の人がまだ決まってないみたいだから。」

「じゃあ、受験勉強の合間にまた来ます!!」

「え?あぁ…。後輩たちが喜ぶんじゃない?」

「もう、そうじゃなくって!」

「え、何かおかしい事言った?」

「…まぁいいか。じゃあ、失礼します。」

「ハイ、気を付けて。」

ペコリと頭を下げて音楽室を出るアズサを見送り、ハヤテはホッと一息ついた。

(変わった子だった…。この学校の3年女子には変わった子が多いのかな…?)