Hazy moon night

譜面を片付けかけたハヤテのそばに、女の子が歩いてきて微笑んだ。

「もうおしまい?」

「あぁ…うん。6時半までの約束だから。あの…この間はありがとう。」

ハヤテがお礼を言うと、女の子は笑ってうなずいた。

「3年前、文化祭の合唱コンクールでピアノ弾いてたでしょ?」

「ああ、うん…。あったね、そんな事。」