Hazy moon night

「また明日。」

「うん。」

お互いに手を振って別れた後、ハヤテはなんとも言えない甘くて幸せな気持ちになりながら、上機嫌で自宅までの道を歩いた。

(なんだこれ、なんとも言い難いこのフワフワした感じ…。浮き足立つってこういう事か?)

こんな気持ちになるのは初めてで、なんだかくすぐったいような、照れ臭いような、そこらにいる人を誰彼構わず取っ捕まえて聞いてもらいたいような、なのに誰にも内緒にしたいような、不思議な感じだった。

(これか?!これが恋ってヤツなのか…?)