Hazy moon night

「ああ…うん。」

謝るタイミングを逃し、ハヤテはバツが悪そうな顔でそれを受け取る。

「あと、これ。」

メグミはスマホにイヤホンを付けて、ピアノのイスの左側に座ると、右側をポンポンと叩く。

「座って。一緒に聴こ?」

「…うん。」

肩を寄せ合ってピアノのイスに座り、片方ずつイヤホンを付けて、その曲を聴いた。