Hazy moon night

翌日の放課後。

ハヤテがいつものように音楽室へ足を運ぶと、一足先に来ていたメグミが、ピアノのイスに座って待っていた。

(来てる…。)

夕べの別れ際の事が気になりながらも、メグミがそこにいる事に少しホッとして、ハヤテは音楽室に足を踏み入れる。

「あっ、ハヤテ。」

ハヤテの顔を見た途端、メグミは満面の笑みを浮かべた。

(笑ってる…。良かった…。)