一通り特訓が終わりそこそこ泳げるようになった。

「疲れた…。明日筋肉痛で死にそう…。」

「何言ってるのよ。とりあえずもう14時よ。お昼食べ損ねてるんだから行きましょ!!」

引きづられるように売店に向かった。

売店に向かうと店長と悠令くんが席をとっていてくれた。

「美結ちゃん大丈夫?死にそうだね…。」

と、心配そうな悠令くん。

「返りは車で家まで送るよ…。梨李菜ちゃんももっと手加減しなくちゃ…。」

ほんと…手加減してほしかったわ…

「これでも、手加減したつもりよ?さ、そんなことより焼きそばー」

と、梨李菜は消えてしまった。

「なんだか、梨李菜テンション高いね。美結ちゃん何が良い?買いにいってあげるよ。」

気を使ってくれる店長と悠令くん。

「じゃあ、ポテトと…あ。イカメシある!でもカレーも捨てがたい…」

「なんだか、この二人女子を捨てたよ…。」