Crocus ~花と私と生徒会~




「あっ、そうだ、なんの花がいいとかありますー?」

私の家はなんてったって花屋だからね!

どんな花言われても用意できますよー!


「そうだな、やはり薔薇…」
「カルミア・ラティフォリア」

会長さんがなにか言いかけたのを遮るように柊さんが言う。

え?なんて?



「何その反応?何がいいか聞いたのお前じゃないの?あー、知らないのかぁ」

人を見下すような目で見てくる。楽しそうだな、ちくしょー!

「しっ、知ってますよ!?えーと、か、カルミア・ラへほひはですよね!?」

「言えてねーよ」


そんな花、誰も知らないよ!!
何なのこの人!?



「……猛毒持ってる花」

「おー正解」

蓮先輩は知っとるんかーい!!

てか、私が知ってたとしたって用意出来ないよそんな花!!



「ほ、他にないんですか?」

「あ?なんだてめー、1個で充分じゃねーのかよ」

「すみませーん、カルミアなんたらとかいう花は流石に用意できないですー」


ちょっと嫌味っぽく言ってやろ!