Crocus ~花と私と生徒会~




「どうぞ!!」

少し勢いよくコーヒーの入ったカップを机に置く。



「何をそんなに怒っている。
俺はバカにしていないだろう?」


そ、それはそうだけど……


「どうせ八つ当たりでしょ」

「花梨ちゃんごめん!
ね!許して?」


涙目で私のことを見る詩音君。

うぅー可愛すぎだよーー!
許しちゃうじゃん!


「別に怒ってないよ」

「わーい!良かったー!」


さっきの涙目どこいった!?
役者だよ詩音君!



「…………あの花」

蓮先輩が急に花瓶を指さして話し出す。

あの花??…………あっ!


「あー!変えるの忘れてました!
すっかり枯れちゃってるや……」


生徒会に入ったばっかりの時、毎週花を変えていこうって決めたのになー


「一回も変えてないじゃん」

柊さんは小馬鹿にしたように鼻で笑う。


「仕方ないじゃないですか!
色々あってそれどころじゃなかったんですー」


入ってすぐにいじめとかあったからね!
逆に変えれるわけ無いって!