森の魔導師と黄金の羽根

………そうだ。


あたしは不本意にも、超へんてこな魔導師の弟子になったんだった。



そして、出会ったその瞬間から、奇妙な悪戯をしかけられて。


しかも何度も。



最後にはとうとう切れてしまって、不貞寝するようにこの寝床に入ったのだ。



レオヌート師の悪戯っぽく笑う顔を思いだして、知らず知らずのうちにため息が洩れてしまった。




「ため息つくと、幸せが逃げるんだゾ」



「…………っ!?」




突如、耳許で甲高い声。


あたしは飛び起きて後ずさった。




「だ、誰!?」



「ボクだよ、ボク!

ほら、ここだよ、ここ!」



「………?」




声の聞こえてくる方向に首を巡らせると、ぴた、と目が合った。



ーーー不細工すぎて何だか分からないぬいぐるみと。