森の魔導師と黄金の羽根

「あははは! 大成功!」




レオヌート師は楽しそうに手を叩いて爆笑した。




「どうだい? リゼロッテ。

それはね、私の最新作の魔法なんだ。

声が変わる水。

なかなか面白いだろう?」



「……………」




あたしは無言で師を睨みつける。


もう、遠慮なんてしていられなかった。



なんなのよ、このふざけた人は?




「思いついてから完成させるまでに、なんと半年もかかってしまったよ。

しかし、いやはや、いい出来だ。

頑張った甲斐があったなあ」



「………あたしを実験台にしたんですか」




低く、怒りに震えた声。


………を出したつもりだったんだけど。


あたしの口から飛び出したのは、緊張感の欠片もない、キンキンとした間抜けすぎる声。




「実験台だなんて、人聞きが悪いなあ。

君にも楽しんでもらおうと思ってね」



「これっぽっちも楽しくありません!」