森の魔導師と黄金の羽根

でも、べつに気にしていない。



馴れ合う気なんて、もともとないし。


上っ面だけの友達づきあいなんて、時間の浪費だ。



そんな暇があったら、あたしは勉強したかったから。



でも、もう、この居心地の悪い学園ともおさらばだ。



実習を終えたら、面接試験を受けて、卒業式。


そうなったらもう、生徒たちと顔を合わせることもなくなる。



エードリヒ師に会えなくなるのは少し寂しいけど………でも、それ以上にあたしは、早く魔術師として独り立ちしたかった。


一人で生きていける力を身につけたかった。



だから、あたしは、やらなきゃいけないのだ。



とりあえずは実習で最高の評価をもらう。


国家試験に文句なしの成績で合格する。



大丈夫、あたしならやれる。


絶対に魔術師になる。