森の魔導師と黄金の羽根

「それは良うございました」




にこりと笑ってドレアルト老師に会釈をし、あたしの隣にどかっと腰を下ろしたのは。




「………どうも、エードリヒ師」



「よう、リゼロッテ。

また我儘を言って老師を困らせてたんだな?」




エードリヒ師。


いちおう、あたしの恩人だ。




「………べつに、我儘なんか言ってませんけど?

ただ、納得できる説明を求めに来ただけです」



「ふん、つまり、駄々をこねてるんだな」



「違いますって……!」



「お? この俺に口答えするつもりか?」



「…………っ」




ーーー何を隠そう、あたしにこの学園の中途入学試験を受けさせてくれたのは、この人だ。


そういう事情もあって、あたしはこの人に頭が上がらないのだ。